こどもエコ住まい支援事業がスタート！

新築で補助金100万円を受けるための方法や条件を解説します。

 

こどもエコすまい支援事業とは？

こどもエコすまい支援事業とは、住宅の省エネ化の推進を目的とした国土交通省による補助金事業です。

ZEHなどの高い省エネ基準を満たしている新築住宅の建築で一律100万円、リフォーム工事の場合は、1戸あたり30万～60万円の補助を受けることができます。

対象となる世帯は、子育て世帯、若者夫婦世帯（どちらかが39歳以下）となっています。

 

 

1．こどもエコ住まい支援事業の対象や条件

こどもエコ住まい支援事業の対象となる住宅の種類は下記の通りです。

 

【対象となる住宅】

• 延床面積が50平米以上の以下の住宅
• ZEH・Nearly ZEH・ZEH Ready・ZEH Oriented

令和４年10月１日以降に認定申請をした認定長期優良住宅、認定低炭素住宅、性能向上計画認定住宅

• 対象期間

契約日：不問

基礎工事後の着工：令和４年11月8日以降

補助額           100万円／1戸

• 令和４年４月１日時点で

なお、土砂災害特別警戒区域での新築の場合は原則対象除外となります。

 

本事業の交付申請を検討する場合、土地探しから始められる方はスケジュールに余裕を持っておく必要があるでしょう。

 

2．こどもエコ住まい支援事業の申請の流れと注意点

2-1.　申請の流れ

こどもエコすまい支援事業の交付申請は、新築住宅の建築事業者（住宅会社）が行っていきます。

①　住宅会社と工事請負契約を結ぶ

本事業は、住宅会社が事業者登録を行っておくことが必要です。（弊社は登録済みです。）

②　対象となる住宅工事の着工

③　住宅会社が交付申請を行う。

④　交付決定後、補助金が交付され、住宅会社から補助金分が還元されます。

⑤　該当する住宅の完成・引き渡し

⑥　住宅会社が完了報告を実施。

 

ただし、お客様も注意しておかなくてはいけない点があるので、確認しておきましょう。

2-2.申請に関する注意点

• 交付申請の受付が締め切られる可能性がある。
• すべての住宅会社が申請できるわけではない。（弊社は登録事業者ですので、問題ありません。）

 

交付申請期間は、2023年3月下旬～同年12月31日を予定しています。ただし、交付申請の締め切りは、予算の執行状況に応じて公表されます。

昨年度の「こどもみらい住宅支援事業」の実施時には早々に枠が埋まってしまい、活用予定であった方が利用できないケースも見受けらました。

 

新築住宅の建築を検討されている場合、スケジュールの立て方が重要となりますので、弊社担当に一度ご相談ください。

弊社は補助金制度の交付申請に慣れているため、積極的にサポートさせていただきます。

 

3.　ZEHを建てるメリットは？

「補助金制度を利用してまで、建築費用が高くなるZEHを建てるメリットはある？」と考えられる方もいらっしゃるかもしれません。しかしながら、ZEHは建築費用は一般住宅と比較して高くはなりますが、住み始めてからのメリットが多い住宅となるのです。

 

ZEH住宅のメリットは？

・　住み心地のよい快適な住空間になります。

・　生活していく上での、光熱費削減につながります。

・　災害時用に非常電力を備えられます。（蓄電池など設置している場合です。）

・　将来的に売却を考えた時、高く売却できる可能性があります。

・　補助金制度の選択肢が多くなります。

 

そもそもZEHは「省エネ」「創エネ」「高断熱」が叶う住宅のことです。毎日の生活の中で、自宅で使用する電力量を抑えやすく、太陽光発電システム導入により発電した電力を利用していくことができるのです。

発電した電力は、使わない電力（余剰電力）は売却することができますし、災害時用には電力を蓄えておくこともできるでしょう。

 

住宅の高断熱性能により、1年中快適な住空間で暮らしていくことが可能です。住み心地がよいのはもちろん、冬の急激な温度変化によるヒートショックや脳卒中、心筋梗塞といったリスクも軽減していくことができます。

 

こういった高い性能により、資産価値は高くなります。将来様々な理由で、家を売却することになった場合、建物価値を高く算定してもらえるはずです。

 

ちなみに、他にもZEHに関する補助事業は多数あります。

経済産業省や環境省では「ZEH支援事業」や「次世代ZEH＋（注文住宅）実証事業」などの補助金事業も実施しています。こどもエコすまい支援事業で条件を満たせない場合には、他の補助金を検討してみてはいかがでしょうか？。

 

4.　こどもエコすまい支援事業に関するよく聞かれる質問

こどもエコすまい支援事業に関して、よく聞かれる質問をまとめました。

 

Q1.他の補助金制度と併用できますか？

基本的には、国の補助金制度とは併用できません。ただし、国費が充当されているケースを除き、地方公共団体の補助金制度であれば併用可能です。

 

Q2　2022年度の.こどもみらい住宅支援事業との違いは？

対象となる住宅の種類の違いとなります。

こどもみらい住宅支援事業の時には、ZEHや認定長期優良住宅の他「高い省エネ性能等を有する住宅」や「一定の省エネ性能を有する住宅」にもそれぞれ80万円・60万円の補助金が用意されていました。

 

Q3.　こどもみらい住宅支援事業で契約済みの場合は？

こどもみらい住宅支援事業とこどもエコすまい支援事業の併用は不可となります。

 

Q4.　長期優良住宅は対象になりますか？

令和４年10月１日以降に認定申請をした認定長期優良住宅、認定低炭素住宅、性能向上計画認定住宅に限り、対象となります。

 

Q5.太陽光を取り付けないと補助金は出ませんか？

性能証明書の取り方によっては、交付申請にあたって太陽光発電システムの搭載が不要である場合があります。

詳しくは弊社営業担当にご相談ください。

 

5．まとめ

・　こどもエコすまい支援事業とは？

こどもエコ住まい支援事業とは、国土交通省による補助金事業です。

省エネ化の推進を図るために実施され、条件が合えば、1戸につき100万円の補助金を受け取れます。

• こどもエコすまい支援事業はいつからの工事が対象？

対象となるのは、基礎工事後の着工が令和４年11月8日以降の対象住宅の工事に限ります。

• こどもエコすまい支援事業は他の補助金制度と併用できる？

国費が充当されているケースを除き、地方公共団体の補助金制度であれば併用できます。

 

新築住宅の建築やリフォーム工事などをご検討されている方は、ぜひ一度弊社にご相談ください。

土地探しや住宅ローン相談、プラン作成や補助金活用など、お客様のご要望や条件などに合わせたご提案をさせていただきます。

 

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